遠藤です。
本日、MITのD-labから発表された技術公開に関するニュースを紹介いたします。
MIT D-labは、これまでに開発してきた適正技術のうちの数個をCreatives Commons Lisenceのもと、公開しました。このライセンスは、商用目的ではなく、MITが所有するものとして明記しさえすれば、無償で利用できるものです。このカリキュラム資料をつかって、”MITのクラスだけでなく、他大学、さまざまな団体、さらにはベンチャーや個人向けにオープンにすることによって、より大きなインパクトを社会に与えることが目的です。”
現在、農業廃棄物から炭を作る装置とトウモロコシの身をはぎとる装置の2種類の技術の資料が公開されています。炭を作る装置はD-lab初年度から続いているプロジェクトでDesign for the other 90%でも紹介されていますし、今年ハイチの大地震のときにも大活躍した技術です。
なお、Amy Smithはこの技術を始め,自身の活動を2006年にTEDで発表しました。
これまで、D-labは開発してきた技術を外に発表することをあまりしていませんでしたが、今年度からD-labの資料をまとめる専属のメンバーが2人雇われています。この技術公開は彼らの仕事の1つです。公開されている技術は今は2つしかありませんが、これからさまざまな技術がここから発信されていくことになります。
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ReplyDeleteD-Lab Japanに関わるメンバーの皆様の自己紹介を拝読致し、大変感動致し、又とても心強く思いました。私の大学時代は40年以上前ですので、知的・肉体的双方の観点から、今、皆様の活動にご一緒させて頂くわけにはとても参らぬと思いますが、心より応援致しております。 何れ直にお話を伺う機会が有ればとても嬉しく思います。
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