UTBの姉妹プロジェクト、See-Dコンテストの最終発表会が10月23日にGRIPSで行われました。
See-Dとは今年の8月30日のキックオフイベントから始まった東ティモールの非電化地域をターゲットにしたデザインコンテストです。
最終発表会の様子はこちらのustreamでみることができます。
以下チーム名とプロジェクト名です。
The 男塾 Link Watt
充電ユニットを持つキックボード
ティモレインジャー Rain Jar
雨水を生活用水などに使う為の貯水システム
東景 Pumpy Ice
空気入れ8本をつかった非電化アイスづくり
wanic inc. wanic kit
ヤシをつかった酒づくりキット
Suny Side Garage Suny Side Go
Legoのようなおしゃれコンテナ
Lorosae creative 簡単揚水ポンプ
誰でも作れる低コストの簡単揚水ポンプキット
team テクノプロ KARI•KARI
電気を使わない印刷機
私遠藤は事前講評者だったので、事前に各チームの活動を一枚づつにまとめた資料をもらい、コメントを送っていました。その資料が実は情報量が少なく、正直どんなプロダクトがでてくるか不安でしかたありませんでした。その予想は見事に裏切られ、どのチームもすばらしい発表内容でした。フィールドトリップを経験したこともあり、どのチームも現地の人、材料、技術を意識したプロダクトを作っていました。なによりも、技術よりも実際に使う人にフォーカスしていることが伝わってきました。おそらく、ビジネス性を重視している方はその技術が何人の人を助けるのか、あるいはどれだけの経済効果を期待できるのかという数字を気にする方も多いかと思います。一方でSee-D参加者は、フィールドトリップで数日を過ごした村の人たちの生活を助けることをまずは考えていたと思います。D-labもそうですが、このようなボトムアップ型国際開発は1つの村から村へ連鎖的に広がっていくものです。D-labが伝えたかったのは、頭でっかちのビジネスや援助ではなく、こういったface to faceの対話だったで、こういった形のプレゼンが見れたのは感無量でした。See-Dのプロジェクトが今後どのように展開していくのが非常に楽しみです。
ぜひ、お時間があればすべてのチームの発表をみてください。
最後に、オーガナイザの皆さん、参加者のみなさん、本当におつかれさまでした。そしてこれからもがんばりましょう。
Tuesday, October 26, 2010
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